バイキセノンヘッドライト
TTに標準装備となるバイキセノンヘッドライトとは、1つのHIDユニットでハイビームとロービームを切り替えできるヘッドライトのことです。キセノンとは、キセノンガスを充填したバルブに高圧電流を放電して発光するという蛍光灯のようなランプです。ハロゲンライトに対して消費電力半分、明るさ約2倍、耐久性約5倍、青白い閃光が特徴です。 純正のHIDのほとんどは、色温度4300Kということで、TTに装備されているものも4300Kのようです。少し黄色掛かった感じがしますが、色温度と明るさは反比例し、一般的にはケルビン数が高くなるほど暗くなるので、この色温度が一番明るいです。 TTには、自動光軸調整機能が標準で付いていて、路面状況に合わせたヘッドライト調整を自動でしてくれます。 ライトを点けると、レスポンス良く「パッ」と点灯し、より遠く広い範囲を照らし出して、視認性が大幅に向上しています。 |
|
![]() |
|
フロント | |
![]() |
|
スモールランプ 画像にポインタを乗せると変わります。 |
|
![]() |
|
フォグランプ(BOSCHバルブに交換→こちら) | |
![]() |
|
バイキセノンヘドライト 内側のライトは、日本仕様では使用されないためダミーとなっています。 画像にポインタを乗せると変わります。 HIDバーナー交換(5800K)→こちら |
|
ヘッドライトウォッシャー | |
![]() |
|
ヘッドライトの下のバンパーの一部に埋め込まれているのが、ヘッドライトウォッシャー(噴射装置)です。 ハロゲンタイプのヘッドランプは、レンズに水滴や汚れが付着しても大きな乱反射はないのですが、TTのようなプロジェクタータイプは、水滴や汚れがヘッドランプに付くと光が散ってしまい、夜間走行に支障をきたすおそれがあるので、ウォッシャーが必要なのです。 ライトを点けた状態で、ウィンドーウォッシャーを1秒以上作動させると、ヘッドライトウォッシャーが作動します。 欧州では、1995年12月から、新車装着されるHIDヘッドランプには、ウォッシャーとオートレベライザーが組み合わせられるよう義務付けられたそうです。 実際に私はあまり使用しませんが、今後は積極的に使って、乱反射を防止するように心がけたいです。 |