ユーザー車検
TTの車検が近づき、今回はユーザー車検で検査に行ってきました。 以前は旧車に乗っていたので、すべてユーザーで挑戦して、バイクは毎回ユーザー車検をしています。 ディーラーへお願いすると、手数料や整備工賃、交換部品費など、合計すると16万円ほど掛かるそうです。新車から3年(5万キロ以内)を保証してくれる「フリーウェイプラン」も有効期限が切れてしまいますし、3年目の部品交換はほとんど無いので今回ユーザー車検にしました。 |
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用意するもの | |
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1.自動車車検証 −ご自分の車の車検証です。 2.自動車納税証明書 −毎年5月に支払う自動車納税の領収書&証明書です。 3.自賠責[強制]保険証(現在期間・継続期間) −たいていは車検証と一緒になっていますのでご確認を。 4.定期点検整備記録簿 −24ヶ月点検整備の記録を記載します、ご自分で記載しても問題ありません。 5.自動車重量税納付書(重量税代分の印紙) −陸運局で印紙を購入します。 6.継続検査申請書OCRシート −鉛筆で記入してます、記入要領は難しくありません。 7.自動車検査票 両面あり、裏面は車検証通りに記載します。 8.リサイクル券 4.5.6.7はディーラーや陸運局で60円くらいで販売してくれます。 詳しくは、こちらをご参考に! |
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書類手続き | |
定期点検整備記録簿は、ディーラーで点検されている場合は整備ノートに記載されていると思いますので、その各事項を記入すればOKです。 自動車重量税納付書は、陸運局で印紙を購入して用紙に貼付します。 料金改正がされて、TTは1500kg以下ですので、30000円となります。一緒に検査手数料の印紙も購入します。1800円 自賠責保険は、24ヶ月で22470円です。 ・合計金額−54270円 ユーザー車検の費用はこれだけです! |
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検査前の確認 | |
エアロやマフラーなどカスタムされているものは車検対応品以外はノーマルに戻すのが無難です。 全長、幅、高さが変わるようであれば、改造申請が必要になります。 また、ホイールも国土交通省の定める基準で適応されている「JWL」マークが刻印されたものでないと不合格になります。この技術基準に定められた試験を製造者自らの責任に置いて行い、適合したものについては「JWL」のマークが表示されます。AUDI車は、スポークの裏側に刻印されていますので、鏡などを使って確認してみてください。 ホイールの固定ボルトの点検もしますので、ホイールキャップは外してください。 |
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次に、検査をする日にちを決定して、陸運局HPより予約を入れます。 インターネット検査予約 予約を入れないと、検査ができないので忘れずに! 全国陸運局の一覧はこちら、電話予約もできます。 |
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検査 | |
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1.検査レーンに入ったところで、灯火類の点灯検査、ワイパー、ウォシャー液、ホーン、ホイール、外観、エンジンルームの車台番号の確認をします。事前にボンネットを少し開けていたら、ワイパーが動かず・・・あわてて閉めてちゃんと作動してOKでした。 前の車は、ナンバー灯が点かず指摘されていました。 2.次はスピードメーターの検査です。現在は2WDも4WDも関係なく機械が認識してくれますので、そのままレーンに入って大丈夫です。このとき前方に電光表示がありますので、その指示に従ってください。わからないときは、検査員に申し出ると親切に教えてくれます! Dドライブにして、メーターが40km/h付近にきたらパッシングして終了です。合格なら表示板に「○」と表示されます。 3.次はライトの光軸検査です。特にいじったりしていなかったので調整しないで受けました。ドキドキしましたが「○」で合格!もし不合格になったら、陸運局の近くにはテスター屋さんという調整してくれるところがありますので大丈夫です。 4.次はブレーキ、サイドブレーキの検査です。ローラー部分にタイヤを乗せ、表示板の指示通りにぶれキーを踏んだり、サイドブレーキを引いたりすればOKです。 5.最後は下回りの検査です。検査員が車体の下から検査します。振動による検査もしますが、そのまま「P」に入れてエンジンを切っていれば大丈夫です。 |
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検査終了 | |
検査時間は、ざっと20分程度です。すべて含めると1時間以内で終了します。 検査が終わり、車検標章(シール)と車検証を受け取り終わりになります。 |
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TTのユーザー車検は思ったよりもすごく簡単で費用も税金だけで済みました。 定期的な整備は必要ですが、ディーラーで車検を頼むと、必要のない部分まで交換されたりしてしまうことも少なくないようで、まずは見積もりを取って、不必要な部品は交換しないようにするのがイイかと思います。 TTの整備点検表に記載されているサイクル交換などのオイルや部品は、しっかりと交換したいですね。 ワイパーなどは1年以上使えますし、不要な交換を避けるのがコツです。 意外と簡単なユーザー車検ですので、お時間がありましたら是非お試しください! |