バッテリー交換
TTの走行距離が42,000kmを超え、新車から4年半が過ぎて、だんだんとバッテリーの寿命も近づいてきたので交換することにしました。たしかにセルの回りが遅くなってきたのは事実です。また冬季を迎えて、突然のバッテリー上がりは困りますよね。 純正のバッテリーをディーラーで注文から交換を頼むと・・・だいたい5万円くらい掛かり、当然もったいないわけで自分で交換です。通販サイトでバッテリーは格安で売っていますので、ディーラー販売の約3分の1の値段で済みます。 DIYで交換する際に一番心配なのは、バッテリー電源が途絶えて、内部のコンピューターが不具合を起こすのでは!?ということですが、いろんなサイトを見る限り一時的に初期化されて記録が残るそうですが、不具合は起こらないそうです。一応念のため、今回はメモリーバックアップツールを使って、電源を途絶えさせないで交換しました。 |
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メモリーバックアップツールという便利な物があります。乾電池を使用して、バッテリーを外す前に接続するだけで、電源のダウンを防止します。 お値段もお手ごろで、1000円もあれば買えます。 |
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交換作業 | |||
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バッテリーは、ACデルコ製の20−80という製品、外形寸法は長さ:317mm、幅:175mm、総高さ:190mmで、RC:120分、CCA:780アンペア、CAP:80Ah、純正とほぼ同じです。このメーカーは結構有名で私のバイクにも使っていますが未だに老化することなく快調です。また安価というのがユーザーにとって嬉しいところでしょうか。オークションなどで売られている中国製のバッテリーをバイクにつけたことがありますが、3ヶ月でおじゃんでした。。。 | |||
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バッテリーの上部に走行距離と日付を明記できます。 | |||
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まず、トランクを開けて底部の折りたたみカバーを開けるとバッテリーが見えてきます。バッテリー上部にプラスチック製のカバーがされていますので、ツメを開きながら外します。 | |||
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次にメモリーバックアップをプラス側から接続します。クリップ式ですので外れやすいので注意が必要です。 | |||
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次にバッテリーに接続されているターミナルをマイナス側から外します。外したらショートしないようにガムテープでグルグル巻きにします。 | |||
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忘れていましたが、発砲スチロールの右側部分を外さないとバッテリーが取り出せないことに気付きました! 上に引き上げれば簡単に外せます。その後、ターミナルのプラス側を外していきます。バッテリー本体は車体に固定されていますので、画像の中央より少し上に黒い板状の物が写っていますが、これがバッテリーの左側底部にボルトで止まっていますので外します。 |
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トランクに積載の車には、バッテリーの排気穴に差し込む排気ホースがありますので、元のバッテリーから引き抜いて、新しいバッテリーへ差し込みます。 | |||
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バッテリーを固定したら、ターミナルをプラス側から接続して、メモリーバックアップをマイナス側から外して完了です。 最後に蓋をして作業終了です。だいたい30分もあればできました。 交換後、メモリーのダウンもなく、セルの回りも力強くなりました。これでしばらくは安心して乗れるようになりました。 |