TT 2.0TFSI Impression
AUDI TT 主要スペック ![]() |
|
今まで、旧車を乗り継ぎ、この車を見るまではローバーMINIに乗っていましたが、MINIの重なる故障にギブアップ。当初はハッチバックの車を探し、アウディのA3を狙っていました。 初めて訪れるディーラーに、新鮮な香りを浴びながら、A3のもとへ・・・。しかし、ここで運命が変わってしまったんです。目に飛び込んできたのが、この新型「TT Coupe(TTC)」でした。 |
|
![]() |
|
この先鋭な目つき、初代TTのDNAを受け継いでいる独特のフォルム、A3の事なんか忘れ、TTに一目惚れ状態!すべてに魅了されてしまいました。 ディーラーの対応も親切・丁寧で、今年中に納車できるということで、思い切って契約しました。 金銭的な問題があるので(汗)、グレードは、一番スタンダードな2000cc、FF駆動でボディーカラーはアイビスホワイトに決めました。オプションは17インチホイール、ETC、ボディー&ホイールのガラスコーティングです。 初めての新車購入でしたので、これから長い付き合いになりそうです^^ |
|
![]() |
|
ASF=アウディ スペース フレーム、今回、TTのために開発されたアルミニウムとスチールのハイブリッド構造である、強固なボディ剛性と軽量化を実現しています。 S−tronic(エストロニック)という、デュアルクラッチ式6速トランスミッションを搭載しています。ダブルクラッチを使用することによって、わずか0.2秒でシフトチェンジ、マニュアルモードに切り替えれば、ハンドルのパドルシフトの操作で、レスポンス良い加速を十分に味わえ、減速時にブリッピング(アクセルを吹かす操作)を自動的に行います。そして、マニュアルモードでは、回転数を上げてレッドゾーンに入ることはなく、画期的な電子制御で管理されています! エンジンは2.0TFSIというアウディの直噴テクノロジーを採用し、ターボチャージャーとの組み合わせで、200psの出力、28.5kgmのトルクを発生します。低回転域からの浮き上がるパワーはスポーティーな車に相応しいエンジンだと思います。 0−100km/hの加速は、6.4秒! 形式−ABA-8JBWA 燃費は、街乗り走行で約10km/l、高速走行で約14km/lとスポーツカーとしては結構イイ数字です。 |
|
![]() |
|
標準セーフティは、ABS、ESP(スリップ防止)、衝撃吸収ダンパー、2ステージエアバック、サイドプロテクションバー、ドアリフレクターが装備されていて、さすが安全基準トップレベルのドイツですね! 他の標準装備は、HDDナビゲーション、バイキセノンヘッドライト、ヒーター付きLEDターンシグナル装備ドアミラー、サーボトロニック(速度感応式電動アシストパワーステアリング)、電動格納式リアスポイラー(画像のもの)。ほとんどが標準装備なので、オプションを付けなくても大満足です。 ちなみにこのスポイラーは、速度120km/hで自動的に立ち上がり、80km/h以下になると格納される仕組になっています。日本でこのスポイラーが立ち上がったときには、すでに速度オーバーですよね"(^_^;)" シフトレバーの下に、手動ボタンが付いているので、いつでもOKなんですよ^^ |
|
![]() |
![]() |
2006年12月28日、待望の納車の日となりました^^ 当初は26日でしたが、入庫が遅れているということで2日の延期です。 ドキドキワクワクしながら、ディーラーへ向かい、いよいよ初めての走行です! コックピットは新車の匂いでたまりません(^^) 1500kmまでは慣らしということなので、エンジン回転は3000rpm以下で走行しないといけませんが、D−ドライブで走っていれば問題なしです。 そのまま、近くの神社へ行き、交通安全祈願をしてきました。ボンネットからリアハッチまですべてオープンにしてお祓いして頂きました。お守りも頂き、より安全な走行を心がけます! |
|
![]() |
|
走行しての印象は、FF駆動なのですが安定性がすごく良いということです。ASFにより軽量化された車体ですが、剛性の強さとドッシリした印象を受けました。3.2クワトロは、2.0より高速安定性は良いそうです。 サーボトロニックのお陰で、低速時はステアリングが軽く、速度が上がるにつれハンドルは重くなりハンドリングの安定感が実感できました。 アクセルレスポンスは、Sトロニックによりスムースなシフトチェンジで、FF特有の引っ張り感が体感でき、地面に張り付いて走っているという感じがしました。 ただ、車幅が1840mmあるため、車庫入れなどは慣れが必要な感じです"(^_^;)" タワーパーキングなどは慎重にならないと、ホイールのリムを傷つけてしまいそうです。 室内はリアシートがあるのですが、大人が乗ると首を曲げないと乗れません。子供ならなんとか乗れます。 でも、このタイプの車でリアシートがあると、ちょっとした荷物の置き場に大変便利です! リアのラゲッジルームはリアシートを倒せば、かなり積載できます^^ ガチガチのスポーツカーではないと思っているので、このくらいの実用性でも満足しています^^ |
|
![]() |
|
エクステリアは、国産車にないとても綺麗な流線型をしていて、車幅があるので威圧感があるように思います。一目で「TTである!」と思えるこのスタイルは、名車として引き継がれるでしょう^^ アウディ車の各ボディーの継ぎ目は「3mm」で統一されているようです。ちなみにBMWは「5mm」 写真で見るより、実際に見たほうが迫力が全然違うことに気付きました。全長4180mmと大して長くないですが、ドッシリとした存在感はかなりの魅力です。 インテリアは、少々シンプルすぎるといった感じを受けましたが、ブラックで統一されていて、逆にこのシンプルさがジェントルな感じを演出してくれています。そして夜になりライトを点けると、ナビや各ボタンがレッドに点灯し、更にジェントルな雰囲気を演出してくれます。 街で乗っていると、注目をかなり受けます"(^_^;)" アウディのスタイルが、観衆の目を引くということは、それだけ万人向きな車であると評価されていることだと感じます。 |
|
![]() |
|
ドイツ車の安全性はもちろん、細かい部分でも日本にない機能が付いていて驚きました^^ まずは、ドアを開けると窓が少し下がり、ドアを閉めると元に戻ります。密着性を高めて窓の損傷を防ぐためにこのような機能が付いているようです。なにより、ドアを閉めると「ボンッ」というサウンドが、しっかりと密閉されている証です。 あとは、急なブレーキをすると、自動的にハザードが点滅したり、ワイパーを速く動かしているときに停車すると自動で遅くなったり、ICチップ内臓のキーなどのハイテクITの導入、車速80km/h以上及びワイパー使用時はブレーキパッドがディスクと普通走行時より密着されて、制動時間の短縮が図られています。 単なるブランドではなく、安全性が高いからこそ、価格もそれなりに高いと思っています。 アウディの進化は最近目まぐるしく進んでいて、これから期待できるメーカーだと思います。 新型TTの運転する楽しさや魅力は、先代TTより受け継がれているアウディの代表的な車だと思います。 長く乗り続けて愛着をもって楽しいTTライフを送りたいです^^ |
|
〜TTの気に入っているところ&イマイチなところ〜 気に入っているところ 国産車にない独特のスタイル、繊細なインテリア 世界最高水準の安全性を装備 輸入車のスポーツカーとしてはリーズナブルな価格 2ペダル、パドルシフト装備でMTのような操作が可能 燃費も良く、積載性もGOOD 注目度が高く、人々の視線が熱いです 足回りも慣らしまで固めだが、しなやかさが出てきて快適 高速の安定性は国産車より遥かに高い ターボの加速時のGは虜です 重厚なエンジンサウンドが運転を楽しくさせます ハンドルが下部フラットになっていて、足元に余裕がある イマイチなところ ドアの厚みがあり、乗り降りに気を使う 輸入車特有のブレーキパッドのダストでホイールが汚れる 車幅が広く、駐車に気を使う エンジンブレーキがあまり効かない バックミラーが小さく、後方が少し見づらい リアシートに大人は乗れない 雨天時、リアゲートを開けると水滴がトランクに多少入る |