PIVOT 3-drive X (スロモニ)
CX-5は電子制御スロットルですので、メーカーによる燃費向上のため、アクセルを開けてもすぐにスロットルが反応しなかったり、特に発進時や低速域からの加速にはストレスを感じる「モッサリ感」があります。最近の電スロ車はアクセル制御に関してスロットル開度やレスポンスを低燃費走行寄りに設定されています。そこで、スロットルコントローラーを装着することで、スロットル開度を幅広く設定でき、走行状況にあったアクセルレスポンスにすることができます。 | |||||
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私が購入したスロコンは、マルチモニター付きスロットルコントローラーで車種別専用ハーネスは2B(TH-2B)、アクセルレスポンス設定のほか、マルチモニターとして「アクセル開度」、「水温」、「エンジン回転」、「電圧」を表示してくれます。そして、コントローラーが小さく、車内に設置しやすかったのも決めてです。 水温表示では、ある程度の暖機運転の目安になり、電圧はバッテリーの状態を把握することができます。マルチモニターの情報は、OBD2(自己故障診断)コネクターから得られますので、カプラーオンで取り付けできました。スロコンだけやクルーズコントロール付きもありますので、下記をご参考に! |
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取り付け作業 | |||||
取り付けは、付属の説明書通りにやれば問題ありません。各配線をカプラーで繋ぎ、ユニットを設置して、コントローラーの位置を決めるだけです。 | |||||
取り付け前の注意事項として、「アクセルコネクターの取り外しはキースイッチをOFFにしてから15分以上経過してから行ってください。」と記載されていますのでご注意を! まずアクセルペダルに繋がってるコネクターを取り出すために、アクセルペダルの固定を外します。メクラ蓋を取り、ボルトを緩めて外せばアクセルペダルを外せます。 |
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アクセルペダルの裏側に赤丸のコネクターがありますので外します。スロモニの専用ハーネス(2B)を接続します。 | |||||
運転席の右下にボンネットオープンのノブがありますが、そのすぐ横に白いコネクターがあり、これが「ODB2コネクター」です。付属のコネクターを差し込みます。この部分から、電源が供給され、水温・電圧・エンジン回転数・アクセル開度の情報を得ています。 | |||||
付属のユニットに、アクセルコネクター・ODB2コネクター・コントローラーのコネクターを差し込み、裏側に両面テープを貼り付けます。そしてユニットを車両側に固定します。 | |||||
コントローラーからの配線は、画像のように隙間を利用しました。穴を開けるのが嫌いなので、弾力性のあるダッシュボードと樹脂性のパネルの隙間に通し、特に断線の心配はない感じです。コントローラーの固定は、そのまま樹脂パネルに装着すると、外側に向いてしまうので、スイッチパネルの下部に付属のステーを差し込み固定させ、少し内側&上向きになるように曲げています。 | |||||
スポーツモード | ECOモード | ||||
電圧表示 | 水温表示 | ||||
走行してのインプレッションですが、一言で「これは凄い」。ノーマルモードを中心に、ECOモードは5段階、スポーツモードは7段階あります。SP7で走行してみましたが、アクセルを少し踏んだだけでホイルスピンするぐらいの勢いがあります。はっきり言って扱いづらいので、「SP3」くらいがちょうどよく、発進時や低速での「モッサリ感」は解消されました。 ECOモードでは、アクセルを大きく踏んでもゆったりとした加速をしますので、ドッカンターボが効くようなこともなく、街乗りでは最適かと思います。 馬力やトルクが向上したわけでもないのに、これほどの変化を楽しめて、走行状況に合わせた運転ができるのでとても満足です。マルチモニターも、愛車の状態を知る情報源として特に電圧や水温は役立っています。 ぜひ、スロットルコントローラーの装着をオススメします! |
モード | レスポンス |
SP1 | ちょっとモッサリあり |
SP2 | モッサリなくなります |
SP3 | ちょうど良い感じ |
SP4 | ここまでが限界 |
SP5 | 異次元を味わえる |
SP6 | 他人は乗せられない |
SP7 | もう、じゃじゃ馬 |
ECO1 | 環境意識程度 |
ECO2 | 街乗り仕様 |
ECO3 | 燃費を意識できる |
ECO4 | モッサリ倍増 |
ECO5 | オカマ掘られないように |