マップセンサー(吸気圧力センサー)洗浄



マップセンサー(吸気圧力センサー)


走行距離:25000km

 スカイアクティブDはターボのディーゼルエンジンであり、排気ガス再循環(EGR)を採用しているため、インテークマニホールドにDPFで収集されないPM(粒子状物質)が入ってくることになります。インテークマニホールドにマップセンサーという吸気圧力センサーが取り付けられ、情報を集めているようですが、このセンサーにカーボンが蓄積されているようなので、今回はDIYで洗浄してみました。同時に吸気温度センサーも洗浄しています。
マップセンサー取り外し&洗浄
マップセンサーの位置 マップセンサーの位置
 エンジンルームを見て、エンジンカバーの左下、オルタネーターの上にマップセンサーがあります。このままですと、引っ掛かって外れませんので、配線を固定している黒いボックスを外します。
マップセンサー取り外し マップセンサー取り外し
 配線を固定している箇所はボルトで2ヶ所あり、左の画像の赤丸、エンジンカバーをとめるピン型のネジを緩めます。スパナ15mmで外せます。その下にナットがあるので外し、奥のナットも外します。
マップセンサー取り外し マップセンサー(吸気圧力センサー)
 マップセンサーのボルトを緩めて、センサー本体を手前に引くと外れます。
取り外したマップセンサー
 取り外したマップセンサーです。もうセンサーの役目を果たしていないくらいカーボンが付着しています。
マップセンサー洗浄 マップセンサー洗浄
 とてもデリケートな部分ですので、爪楊枝を使って丁寧にカーボンを除去していきました。センサー側にカーボンを押し込んでしまうと故障の原因になりますので、外側に向かって根気良くやりました!あとは、緑色のパッキンを傷つけないように。
 見ての通り、こんな原型をしていたんだ〜と(^^;)
マップセンサー洗浄完了
 原型を隠してしまうほど溜まったカーボンで、本当にセンサーの役目を果たしていたのか疑問です。走行距離は25000kmでこれですので、定期的なメンテナンスが必要な部分だと思います。または、消耗品と考えて交換も必要かと思います。
 純正部品番号:SH01-18-211
 洗浄してから、加速が良くなった感じがします。なにより、正確な圧力を計測できて新車時のコンディションに近づいたのは確かだと思います。






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